安井賞展

日本の現代美術振興に大きな役割を果たした安井賞。大正から昭和期に活躍した洋画家、安井曾太郎の画業を称えたこの賞は、同時に現代美術の新人洋画家を発掘、育成する目的で設立された美術賞でした。1957年に始まり40年間続いた同賞でしたが、1997年にその使命を達成したとしてその歴史を終えました。その安井賞の候補作品を展示した展覧会が安井賞展でした。

多くの作家が巣立って行った安井賞展

同賞の受賞者からは多くの有名画家が排出されました。後に文化勲章を受賞する第2回受賞の野見山暁治、版画家池田満寿夫と一緒に映画「エーゲ海に捧ぐ」を作成した第5回受賞高橋秀、ビエロ・デラ・フランチェスカに影響を受け独自の世界を構築した第24回受賞の有元利夫や他にも多くの画家がこの賞を受賞しています。