アーティスト支援事業(市川市文化芸術)について
千葉県の市川市では芸術家支援を目的とした事業をおこなっています。市川市文化芸術活動緊急支援給付金という給付金を支給していて、これは新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、文化や芸術のための活動を自粛したり、規模を縮小したりしなければいけない人を対象としています。応募対象となるのは市川市に在住しているプロのアーティストやスタッフなどです。
市川市に活動の拠点があるプロのアーティストなどもこの給付金の対象になっています。対象分野となっているのは、文化芸術基本法第8条から第12条に列挙された分野が該当します。文学・音楽・演劇・舞踊・美術・写真・映像・伝統芸能の各ジャンルが、こうした芸術活動に該当しています。この給付金を受給するためには期限内に応募することが必要で、具体的な応募方法は以下の通りです。まず市川市のホームページにアクセスして応募書類をダウンロードする必要があります。
応募書類は原則として、電子メールなどのオンラインで提出するのが決まりです。提出先のメールアドレスも、市川市のホームページに記載されています。なおこの給付金の募集期間は2020年の7月3日から7月17日までで、現在では応募することができません。もし市川市が同じような支援事業をおこなうことがあれば、申し込みをすることができます。支援事業に関するインフォメーションは市のホームページなどに掲載されているので、興味のある人はこまめにチェックしておいた方が良いでしょう。こうした給付金を受給することのメリットとしてあげられるのは、新型コロナウイルス感染症の影響を少なくすることができることです。コロナウイルスが流行したことにより、予定した公演が開催できなくなって、芸術活動を続けるための資金が不足している人にとっては、非常にメリットがある事業でした。
この給付金は全部で50件の募集件数があり、1件あたりの給付金の額は20万円と決まっています。応募をした人の中から選ばれる給付金を受けられる人は、企画内容を審査したうえで決定されました。市川市でこうした芸術家の支援事業をおこなった目的は、コロナウイルス感染症の影響によって文化芸術活動を縮小するしかなかった芸術家が制作した映像作品の配信を通じ、活動の場を提供することです。それ以外にも、市川市民が家の中で文化や芸術を楽しむことができるような機会を提供することも、この事業の目的になっています。