東京地域芸術文化助成について

東京地域芸術文化助成は、アーツカウンシル東京(東京都文化財団)が主催する無形分際支援事業のことです。東京都内で無形民俗文化財を活用した地域文化の振興に貢献する講演活動や特定の地域における文化資源を活用した事業を実施する場合に、東京を拠点とする芸術団体や保存会などの団体に対して活動経費の一部を助成するというものです。

そもそもアーツカウンシル東京は、世界的な芸術文化都市の側面をもつ東京都において、より魅力あるエリアにするために多様な事業を展開しています。新たな芸術発信地としての魅力を高める事業は、もちろん東京の地域の独自性や多様性を追究した事業の展開、ひいては将来の芸術文化の担い手の育成や発掘などに尽力している団体です、東京地域芸術文化助成も、アーツカウンシル東京の事業の一部を具体化したものです。

さてアーツカウンシル東京による東京地域芸術文化助成事業の適用を受けるには、無形民俗文化財活動事業か地域文化資源勝容事業のいずれかに該当する必要があり、所定の要件を充足することが必要になります。

まず無形民俗文化財事業とは、活動主体が東京を活動拠点とする芸術団体・保存会・承継団体であって、活動内容が都内の無形文化財を活用した地域の文化振興に資する公演活動及び映像による発信事業のことを指します。支援に該当するかの判断指標としては、事業の実現性のほかに承継性・地域性が重視されます。ここに実現性とは、過去に活動実績があり製作実施体制が整っており、活動規模やスケジュールに無理がなく管理も行き届き予算計画が妥当である旨の4点をいずれも備えていることが必要です。

支援の対象になるふたつめの、地域文化資源活用事業とは、地域の文化資源を活用する事業で国内外にその魅力を発信することに強く貢献し、地元エリアの観光振興などにも資する内容であることを意味します。審査にあたっては、実現性と独自性に加えて、先進性・地域性・波及効果・将来性のいずれかが認められる必要があります。

いずれの事業の認定審査申込み期間は、年3回で、2月上旬から同月末・5月上旬から6月末・9月末から10月末までで、審査結果は締め切り後概ね1ヶ月で成否に関係なく通知されます。 申請者は資格要件として、団体の定款や代表者の存在・会計組織が整備され申請する活動に、主体となって関与し過去三年間に活動実績が1回以上あるなどをみたす必要があります。助成が決定すると、所定の経費について2分の1位内(上限50万円)の支援を受けることができるわけです。

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